読活履歴

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【読書記録】加藤寛一郎『飛ぶ力学』

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きっかけ

 

大人の学び直しの一環として、私が大学進学を決めるずっと前に興味があった分野を勉強しよう。という流れで私はF1の空力とタミヤの歯車を思い出し、今回は空力学を選びました。

 


読書記録

 

加藤寛一郎『飛ぶ力学』は東京大学工学部航空学科を卒業後、川崎重工ボーイング社で働き、東京大学名誉教授、防衛省技術研究本部技術顧問、工学博士です。

 

 

 

 

『飛ぶ力学』はこんな経歴をもつ著者が飛行力学を楽しくやさしく書いています。著者は講演するときの原稿くらいだと言ってます。

 

飛行力学の本質や重要な点を会話をしているようにやさしく解説しています。弓の矢、紙飛行機、恐竜、フォークボールからレイノルズ数の影響、2乗3乗法則、誘導抵抗、操縦の極意など飛行力学の基礎的な部分も紹介されています。

 

各章のタイトルが設問、その設問を応えていく形式。難しい専門用語や数式を使わずやさしい語り口で分かりやすいです。タイトルの設問はだいたい以下のような感じ

 

なぜ弓矢の矢はまっすぐ飛ぶのか?
実機と紙飛行機の違い
無尾翼機はなぜ飛ぶのか?
超音速飛行機が長細い理由
ツバメの飛び方
野球のフォークボールはなぜ沈む?
飛ぶ恐竜
ヘリコプターの構造
自動車の運転と飛行機の操縦の違い

などなど。

 

イラストや写真は少ないですが、視覚的にも想像しやすくて理解しやすい。

 


あとで見たい映画

映画「飛べ!フェニックス