きっかけ
ジェニファー・アーカー 、ナオミ・バグドナス 『ユーモアは最強の武器である―スタンフォード大学ビジネススクール人気講義』を読もうとしたきっかけは、【読書記録】ジル・チャン『「静かな人」の戦略書: 騒がしすぎるこの世界で内向型が静かな力を発揮する法』 - 読活履歴 から内向的な人にも使える武器を探していたときです。
読書記録
『ユーモアは最強の武器である―スタンフォード大学ビジネススクール人気講義』はスタンフォード大学ビジネススクールで人気の講義をもとにした一冊です。(そのままです)
内容はビジネスやリーダーシップにはユーモアが重要だよといってます。パワハラが横行している日本ではユーモアが欠けているかも。
ユーモアがあれば以下のことができる
- 自分や他者の関係を改善できる
- ストレスや逆境に対処できる
- 思考を柔軟にする
- クリエイティブな解決策を見つけ出せる
このユーモアは生まれつき持った才能ではなく、習得できるスキルです。
『ユーモアは最強の武器である―スタンフォード大学ビジネススクール人気講義』ではユーモアを4つのタイプに分け、脳科学的なメカニズムを紹介し、職場で陽気な文化を作る方法を具体的に示しています。
ユーモア4つのタイプ
- スタンダスイートハート:自分や他人をからかう、攻撃的で挑発的。(プロの芸人、政治家)
- スイートハート:自分や他人の欠点や失敗をやさしく受け入れる、温かくて親しみやすい。(友人、家族)
- マグネット:自分や他人の独創性や個性をたたえる、驚きや驚愕。(芸術家、発明家)
- スナイパー:自分や他人の思考や行動に批判的、矛盾を指摘する。(学者、報道記者)
プロのコメディアンのテクニックもでてきますが、著者はアメリカ人です。日本人に通用するかどうかは謎。
この4つのタイプは組み合わせたり、状況に合わせて使います。
また、ユーモアあるパワハラにならないように不適切なジョークを避けたり、ユーモアの失敗例も紹介されてて楽しく読めます。