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【読書記録】ジル・チャン『「静かな人」の戦略書: 騒がしすぎるこの世界で内向型が静かな力を発揮する法』

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ジル・チャン『「静かな人」の戦略書: 騒がしすぎるこの世界で内向型が静かな力を発揮する法』は内向型の人が外向型の社会で生き抜くための戦略を紹介しています。

 

著者のジル・チャンは台湾人です。著者自身も内向型であり、自身の経験と研究が基になっています。

 

内向型の人には外向型の人にはない強みを持っています。

  • 傾聴
  • 気配り
  • 謙虚
  • 冷静
  • 観察眼
  • 戦略的思考
  • 質の追求
  • 慎重
  • 準備力

 

これらの強みを以下の4つの場面で活かす方法が解説されています。

  1. 仕事
  2. 人間関係
  3. 人前で話す
  4. リーダーシップ

 

内向型と外向型の性格の違い

内向型か外向型かは生まれつきの脳の特徴で決まっています。

 

内向型の特徴:外部刺激に対して敏感
外向型の特徴:外部刺激に対して鈍感

 

内向型の好む環境:静かで落ち着いている、1対1の関係
外向型の好む環境:賑やか、刺激的な環境、大人数の関係

 

内向的な傾向:自分自身や物事の本質を深く考えがち
外交的な傾向:表面的な情報や行動に基づいて判断

 


社会は外交的です。
内向的な人も外交的な社会で生き抜かないといけないので、外交的な環境に合わせようとします。

 

するとストレスや不幸が積み重なって病む。

 

なので、著者は内向的な人には以下のような行動を勧めています。

  • 自分を変えようとしたり無理に合わせようとしない
  • 自分の性格や能力を認めて受け入れる
  • 自分に合った環境や仕事や人間関係を選ぶ
  • 自分の興味のあることに集中する

「他人」ではなく「自分」。

 

でも社会は外交的です。
内向的な人が外向的な社会で生きていくためには

  • 外交的な人と協力する
  • 相互理解する

 

内向的な人だけは解決できないので、ワンクッション外交的な人を挟んだり、ほどよい外交的な人、ほどよい内向的な人と協力すると上手くいくかもしれません。