きっかけ
鴻上尚史『「空気」を読んでも従わない: 生き苦しさからラクになる 』を読了したきっかけは、NHK Eテレの番組『理想的本箱 君だけのブックガイド あなたと本の幸福な出会いを仲介する プライベート・ライブラリー』 でテーマだった「友達と絶交した時に読む本」で紹介された3冊のうちの1冊です。
『「空気」を読んでも従わない: 生き苦しさからラクになる 』は岩波ジュニア新書で、著者は演出家・作家です。NHK eテレでもときどき出演者として見かけます。
内容
読者が周りの目や集団の圧力に悩む人たちに向けて、自分らしく生きるためのヒントやアドバイスを紹介しています。
日本社会の空気という概念を海外と比較して分析したり、歴史的や社会的背景を明らかにしています。
空気に従うことが必ずしも悪いとは限りません。
空気を読む能力や空気を作る能力を身につける方法が紹介されています。
メリットとデメリット
「空気」を読んでも従わない: 生き苦しさからラクになる を読むメリットとデメリットをまとめました。
メリット
- 自己肯定感があがる
- コミュニケーション能力が高まる
- 空気に対して自分の判断や選択をできるようになる
- 比較する文章術が身に付く
デメリット
- 著者の価値観や生き方に共感できないと異論しか出ない
- 実践するのが難しく、空気に対して無力感を感じる
- 海外はすばらしい、日本は終わっている、比較文が疲れる
空気だけではなく、個性・世間・社会・コミュニケーション・相談・自己表現・自己啓発・生き方・幸せをテーマとして扱っています。自分の周りの空気だけでなくもう少し視野を広げることもできるかも。