読活履歴

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読書が続かない人の原因と対策と、もっと楽をする方法

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読書が続かない人
「ベストセラーの本でも最後まで読めないんだよね。序盤は一字一句読めてる、でも後半はだらけてしまう。歴史を勉強しなおそうと思って、歴史小説読んでも、読めない漢字が続くと萎えて読まなくなってしまう。1日1時間読書すると決心しても3日坊主だし、1日でも予定がずれるとずっと読まなくなってしまう。」
 
という悩みについて考えました。
 
🚩本記事の内容
  • 読書が続かない原因
  • 読書が続かない原因の対策
  • もっと読書を楽にする手段
 
 

 1.読書が続かない人の原因は?

読書が続かない理由は、その人の状況によって異なります。
わたしはあなたのことは何一つ知らないので分かりませんが、私の原因は分かります。
 
🚩 読書が続かなかった私の理由
  1. すべて読んで吸収しなければと思っていた
  2. 読書ブログの更新など義務感で読まされていた
  3. 私のレベルより高すぎる本を読んでいた
  4. 「1日1時間するぞ!」と意気込んでいた
これは私の場合なので、「違うなー?」とあなたは思うかもしれません。
 
ブログは、専門書や課題本の熟読などにも当てはまるかな。
これらの考え方を改善したら、読書が続くようになったのでもう少し説明します。
 

 1-1.本のすべてを読んで吸収しようとしている

読書は一字一句読まなくてもいいし、「カバーの紹介文」「はじめ~あとがき」まですべてを読む必要はありません。
 
なぜなら、1冊の本の内容をすべて理解し実行することはできないから。
 
『 中村天風 運命を拓く65の言葉 Amazon 』のように、65項目を1度読んだだけで実行出来たら天才。
 
専門書や自己啓発本ならペラペラめくって気になったところ、目次を見て「必要かな?」と思った章だけにしました。
実行して身についてきたかなと思ったら、他の項目も読んでみるを繰り返す。
 
中村天風は毎朝起きたら「朝旦偈辞(ちょうたんげじ)(甦りの誦句、よみがえりのしょうく)」を口ずさんでいたそう。
 
中高生のころの授業では、教科書をすべて読みませんでしたよね?
授業は章ごと少しずつ進んで、試験や受験で出ない範囲はすっ飛ばす。
 
これと同じことを、あなたの判断で進めるだけ。
 
因みに、「一字一句すべて読む」読書術は、『 本の「使い方」/ 出口治明 』の影響です。
出口さんの本を読んだ頃は、『韓非子』を一字一句読み進められなくてほんとうに大変でした。
 
一字一句読んでいくと、当然時間がかかります。
読書にかけた時間に対して、ページ数は少ない。
読んだページ数を親指と人差し指で挟んでみると、薄すすぎて「1時間読んだのにこれだけ!?」と萎えます。
萎えるだけなので読書は、本のすべてを読む必要はありません。
 
『 本の「使い方」 1万冊を血肉にした方法 』Amazon ( ←これの新書版、中古なら1円)
『 韓非子 第1冊  』Amazon ←全4巻、漢文・訳・現代文
 

 1-2.義務感で読まされている

私は、このブログ『読活履歴』を「更新しなければ!」と義務感で読まされていた本は全然続きません。
 
このブログで紹介している本は「本の「使い方」 1万冊を血肉にした方法」などで、社会人に読んでほしい本などから選んだもの。私が心底読みたいと思った本ではないものが多数ある。
 
こういった義務的に読まなければならない本は、
目的を明確にして、中間地点となる目標をいくつも作って、目標を少しずつ達成していきます。
 
もし困難な章に当たったら、小さな目標をたくさん作って少しずつ進みます。
この繰り返しです。
 

 1-3.自分のレベルより高い本を読んでいる

読めない漢字が繰り返し出てきたり、内容の理解に時間がかかる本は諦めて読むのをやめましょう。
それは、今の自分のレベルより高すぎる本を読んでいるからです。
 
小学生が高校生の数学の教科書を学んでいる感じ。
 
もし、「内容は分かる!読めない漢字があるだけなんだ!」というなら、
  • 潔く飛ばし読みする
  • スマホで調べてメモする
というのもあり。
 
スマホで調べる」は漢字アプリを入れる必要はなく、ブラウザで調べられます。
自分の本であればフリガナを書き込む、書き込みたくなければスマホのメモ帳に漢字とフリガナをメモしておく。
 
【内容が理解できない】
哲学や歴史ならマンガや解説本から始めます。
 
わたしが韓非子を読んでいたときは、解説本と文庫版を行き来してました。
『 マンガ 孫子・韓非子の思想 』Amazon ←2021年に出版
 
マンガ読みは大学受験のとき、歴史の講師から勧められた方法です。
 
漫画がなければ、内容が似ている薄い本や小学生向けの本に代えます。
 

 1-4.1日1時間読書するぞ!と意気込んでいた

1時間は結構長いので、10分まで短縮しましょう。
「短い!わたしは社会人よ!」と思うなら、15分でも20分でもいいです。
1度に読書する時間は、余裕で集中力がつづく時間にします。
 
10分は
  1. 通勤時間
  2. ランチのスキマ時間
  3. 料理しているとき
  4. 就寝前
スキマ時間にちょうど良い時間です。
 
10分×4=40分、1日で40分読書ができる。 
40分×7日=280分、休日でもう少しプラスすれば
これで7日間で360分=6時間くらい確保できる。
6時間は1冊読めるくらいの時間です。
 
「1-1.本のすべてを読んで吸収しようとしている」を利用すれば半分より短い時間で読めます。
 

 2.もっと楽な読書をする

もっと楽な読書をするには、自分よりすぐれている読書家に協力してもらいます。
  • 読者の書評をななめ読み、内容を予習してから読み始める。
🚩 協力してもらうサイト

 2-1.HONZ - 読みたい本が、きっと見つかる!

HONZ - 読みたい本が、きっと見つかる!』とは、レビュアーの顔と経歴が分かる無料書評サイトです。
「厳選された読み手が、何冊もの本を読み、そのなかから1冊を選び出して紹介するサイトです。(中略)ベストセラーではないが、丹念に作られた本。有名ではないが、個性が光る著者。独特の視点から選び出したブックリスト、編集者の思い入れなども紹介します。」
引用元:https://honz.jp/about

【ジャンル】 サイエンス、医学・心理学、生物・自然教養・雑学、アート・スポーツ、人物、社会、事件・事故、民俗・風俗、世界史、日本史、ビジネス、TV・動画 一冊に付き3000字くらいで紹介。

 

 2-2.読書メーター: 読んだ本を記録して、新しい本に出会おう

読書メーターは、レビュアーが一般人で、顔と経歴がまったく分からない無料書評サイトです。
読書メーターとは、読んだページ数や冊数などの読書量をグラフにして読書記録をしたり、日本中の読書家さんたちとコミュニケーションができるサービスです。(引用元:https://bookmeter.com/about
一部のレビュアーは読書メーターを「自分メモ」として使っていて、箇条書きで大まかなことが掛かれているので便利。
デメリットは、ベストセラーくらいしかないこと。

レビュー数は、2022年8月現在で3000万件くらい。 登録をすれば、読書量、読書ページ数、読書したジャンルなどが記録されていくので、読書のモチベに繋がる。

 

 2-3.本の要約サイト flier(フライヤー)

本の要約サイト flier(フライヤー)は、1冊10分くらいで読める要約サイトです。 顔と経歴が分かる人分からない人がいる無料・有料要約サイトです。

flier(フライヤー)は、良書との出合いを促進する時短読書サービスです。 通勤時間などのスキマ時間を活用して教養やビジネススキルを身につけられることから、 高い意欲をもつビジネスパーソンに広く利用されています。(引用:https://www.flierinc.com/

2022年8月現在、2900冊くらい要約されている。 マニアックな本は登録されていない。 無料版は要約2ページ目まで、有料版は要約すべて。 ※何ページまであるのかは不明

 

 3.まとめ

本記事をまとめました。

読書が続かない原因
→ 本のすべてを読み吸収しようとしている
→ 義務感で読まされている
→ レベルが高すぎる本を読んでいる
→ 意気込みすぎている
読書が続かない原因の対策
→ 読み対象だけ読む
→ 小さな目標をひとつずつ達成していく
→ レベルを下げる
→ スキマ時間に少しずつ進める
もっと読書を楽にする手段
→ 書評サイトで予習する