読活履歴

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読書感想文「イニシエーション・ラブ 乾くるみ」

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予備知識は「最後の2行を先に読んではダメ」だけ。

電子書籍で読んだので帯代や裏表紙の紹介文など一切ない。

 

表表紙とタイトルと本文のみ。最後の2行を読むと「後味が悪いのか?」「夢オチなのか?」などと想像しつつ読了した。

 

主人公は大学4年生のウブな男子、人数合わせで参加した初合コンで好みの女の子に出逢う。恋の壁は高くなく、スムーズにデートを重ね愛を深めていく。社会人になって遠距離恋愛、他の女性に出逢う。。。

 

序盤は主人公の気持ちが純粋すぎて恥ずかしくなった。学生時代の恋してた自分に重ねつつ、恋愛小説として淡い気持ちをいっぱい感じられた。後半の彼は変わってしまったのか、優しいさがなく身勝手で嫌な奴だ。

 

「最後の2行を先に読んではダメ」よりも最終章を読んではいけない。もしくは、前半だけでやめるべきか。