読活履歴

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読書感想文「廃墟建築士 三崎亜記」

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4部短編小説で、すべて建物に関わる話です。

 

設定は現代社会なので入りやすいが、起きることは現実からはなれていてファンタジーぽさがある。

物語が進み、今後の展開が気になったころに物語が終わってしまった。

 

世にも奇妙な物語」が好きな人は楽しめるかな。 自分が愛用しているものを突如排除されたら、人はどのような感情になり行動するのか。ある物に関わっていても、愛情を持っている人、冷めている人、周りの感情に流される人、まったく関わっていない人。

 

立場だけじゃなく経験から来る感情に左右されるのだろう。 物や仕事に愛着や使命をもったとしても、社会から批判を受けたら突き通せるのか。そのときの心情をもっと感じたかった。