メンタルトレーニング関連の本を読んでいるのは、
オリンピックやW杯に出場する選手はどうやってメンタルを鍛えているのか?なにか特別なことをしているのか知りたいから。
スピリチュアル本にもメンタルに関する記述はあり、参考になっている。それらとは違う科学的な実証、視点からメンタルついて知りたい。
この書を読んだのは、日常生活にも活かせるのではないかと思ったから。
本書はベーシック編とアドバンス編に分かれている。
ベーシック編はメンタルの正常化が目的で、呼吸、リズム、イメージ、五感について。
アドバンス編は正常化から発揮する方法について。
参考にしているのは「メンタルのリズム手帳」「客観イメージ」「体感イメージ」。
「メンタルのリズム手帳」は自分のメンタルのリズムを知ること。良かった日に◯、悪かった日に×を1ヶ月つけて行くと自分のリズムが分かる。◯ときはより高く、×のときは目標値を下げる。
リズムがわかると、◯の日は楽しい日が始まる気がする、×の日は無理をしないようになった。
「客観イメージ」は、嫌な思い出を何度も思い出してしまう人に役立つ。
嫌な思い出を体感してしまうから何度も傷つく。ならば、体感せずに客観視すればいい、その場にいる自分を思い出すのではなく、第3者の傍観者となって客観的に嫌な思い出を判断すればいい。「あのときはこうすれば良かったんだ」と気づいたら、その思い出は捨てる。
「体感イメージ」は、良かった経験、他人の失敗を体感する。良かった経験を思い出し心に刻んでいく、嫌な思い出よりも多く刻んでいく。他人の失敗なら体感しても傷つかないし、似たような状況になったらその体感を活かすことができる。
◯と×を付けると、わたしは外勤日が◯が多く、内勤日が×が多いようだ。
「客観イメージは」は◯の日に行ったほうが気が楽、上手く捨てられない嫌な思い出は客観視ではなく言い訳をしているからかもしれない。
「体感イメージは」は良い経験を刻み込もうとしても上手くいかないのは何故だろう。
※「打たれ強さの法則 心のスイッチを入れる実践トレーニンク 岡本正善」から得たもの以外含まれています。