俳優の鈴木亮平さんは世界遺産検定マイスターを取得しています。
マイスターは1級より上で、試験もマークシートではなく論文形式です。
なのでね、世界遺産1100個くらいをすべて熟知していないとマイスター試験に合格できないと言われている世界遺産検定で最も難しい試験です。
それを取得している鈴木亮平さんのエッセイなので、行ったことはないけど信憑性があって楽しめる著書となっております。
Amazon：行った気になる世界遺産 『行った気になる世界遺産 / 鈴木亮平』で紹介されている世界遺産は30個です。
ただ世界遺産を紹介するのではなく、日本から出発して飛行機に何時間乗ってとか、現地の冷房がガンガンかかったバスで移動したとか、現地の空港から6日間かけて山を登って、腰位の深い河を渡ってとか、現地に到着するまでの苦労や気持ちが伝わってきて 「本当は行ってきたんじゃないの？」と思えるようなエッセイになっています。
目的の世界遺産に到着したときの最初の感情「あれだ！」とか「ああああああああああぁぁ」とかもいいね。俳優の鈴木亮平さんが好きでドラマを見ているので、叫んでいる姿が想像できるのもとっても良いです。
全く知らない人の『行った気になる世界遺産 / 全然知らない人』だったら、こんなに楽しく、「僕も世界遺産に行ってみたい！」という感情にはならないと思う。
読み進めながらInstagramで現地の写真をたくさん見て「あれがこれか！」と鈴木亮平さんが表現した世界遺産が脳裏にはっきりと記憶されてくる気がします。
『行った気になる世界遺産 / 鈴木亮平』は鈴木亮平さんが好きな方、世界遺産が好きな方、世界遺産検定を控えていて覚えられない方に読んでもらいたいです。
ときどきラブロマンス？もあったりして。
