読活履歴

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『アキラとあきら (徳間文庫)/池井戸潤』熱い気持ちと熱き行動。

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【きっかけ】

『あきら』と言う名前が小説『イノセントラブ』と同じ名前だったかな?と思い気になった。 それと池井戸潤の小説は金融機関の知識が身に着くので好きで読んでいる。 ※『イノセントラブ』ではない、映画化されると聞いているがタイトルが思い出せない(笑) ====

 

【感想】

初めて池井戸潤さんの小説を読んだ時と同様、金融関連の話は難しそうに思えるが、著者の小説はそう感じさせない。

 

『アキラとあきら』同じ名前を持つ2人では、育った環境は全く違う、大手企業の息子と零細企業の息子。ライバル同士になって零細企業の息子がギャッフンと言わせる話だと思っていたが、そうではなかった。

 

「金は人のために貸せ」と言う言葉が、今の自分には響いた。今、自分で稼いだお金を未来の自分のために使っているか?と頭の中で自分に問うた。

 

自分の富のためもあるだろうけど、経営陣の根底には従業員の生活を守るという気持ちがある、そんな経営者の下で働きたいし、答えたい。

 

そして、そんな経営陣を支えようとするバンカーの役割にも熱いものを感じた。

 

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