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『あなたの評判をガラッと変えるたった3秒の声がけ習慣  渡瀬謙』たくさんの例え&お疲れさま

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この本を読んだ頃は、挨拶はできるんだけどその後のちょっとした間が苦手でした。

挨拶に次ぐ言葉が出せるようになりたくて『あなたの評判をガラッと変えるたった3秒の声がけ習慣 』を読みました。 ====

 

その間とは、

A「こんにちはー」 B「こんにちはー」

A「...。」(何か言いたいけど...) B「...。」(何か言うのかな?)

A「それじゃー」 B「あ、はい、それじゃー」 「...。」

に何か言えそうなんですけど、言い慣れてないせいか出てこない。

 

天気や時期、時事など、ちょっとしたことを挟めばいいのは分かっています。

コミュニケーションになれている人から見れば、難しく考えなくていい、と思われそうでしょうね。 でも、この間が怖くて、挨拶するだけで緊張してしまう人にとっては、この間を解消できれば人に声を掛けるハードルが、ずっと下がる気がします。

 

■まずは例のまま使う

この本には、読んでみると以前読んだ『「対面力」をつけろ! 齊藤孝』を何度も思い出しました。

一字一句合ってはいませんが、例えば「数人いても一対一」「アドリブを上手くするには練習が必要」「相手の名前を呼ぶと好反応」「相手への心遣い」などです。

 

それと状況に応じた例えが多くて、例えのままでも使える文例がいくつもあります。 出勤時に同僚にあったとき

●普段より早い時間のとき 「今日は少し早いですね~」(5.自分の気づき) ●普段より遅い時間のとき 「今日はいつもよりゆっくりですね~」(5.自分の気づき)(「遅いですね」とはいわない) (引用:P150)

「よろしくお願いします」を使いすぎている人に、これに代わる言い回しの例

 

「では、また何かご不明な点などありましたら、ご連絡ください」 「ぜひまたお仕事をご一緒させてください」 「今度、例の店に一緒にいきましょう」 (引用:P107)

他に「上司に自分の行動について」「忙しそうな上司に」「苦手な上司に」「外部の人に仕事をお願いする」「スムーズに退社する」「静かなエレベーター」など。

 

仕事をする上でありうる状況についてのひと言が例え付きで紹介されています。この本を参考に声掛けを始めるなら、文例のままでいいでしょう。

 

■お疲れさま

私は「お疲れさま」「お世話になっています」など、意味を考えずに使ってきました。「お疲れさま」を初めて使ったのは高校生の部活のときに先輩に対して、「お世話になっています」はアルバイトで業者に電話で注文するとき。

 

以前テレビ番組で「「お疲れさま」は疲れている人に向けて言うのはおかしい、余計に疲れるだろ」と言って、代わりになる言葉を使っている企業を紹介していました。(なんだっけ?) 私はこれに違和感があります。

 

この本では「お疲れさま」を以下のように言っています。

 本来は、精一杯仕事をしてきた人に対して、「今日も一日お疲れさまでした」というねぎらいの気持ちを表したあいさつです。 (引用:P94)
 そんな救いの言葉をかけてくれたあなたに対して、相手はきっと好意的な気持ちになるでしょう。そして、それを見ているまわりの人たちも、あなたに同じように評価をしてくれます。 (引用:P97)

本来の意味を知れば、仕事終わりの「お疲れさま」でお互いねぎらうのが気持ちでいれば、「お疲れさま」のままでいいと思います。